今乗っている車を下取りに出したいと思っている方。
少しでも高く価格がついたほうが嬉しいですよね。
日本では何かものを買うと消費税というものが必ず付いてきます。
ではあなたが下取りで車を手放す時も
下取り価格加えて消費税も支払ってもらえるのでしょうか。
下取りの価格が高くなれば、高くなるほど消費税が含まれるかどうかで
査定額も大きく変わってきますから重要なポイントですよね。

では、消費税についてみてみようと思います。
消費税の課税対象はこのように規定されています。
「国内において事業者が、事業として対価を得て行う資産の譲渡、貸付け並びに役務の提供には消費税を課する。」
事業者が販売するものには価格に対して5%の消費税を請求するという事です。
これは私たちが日ごろ生活の中で何かを買うと消費税を払っているという事です。

では、その逆で私たちが事業者に物を買い取っておらう時はどのような決まりになっているのでしょうか。
これは課税仕入れといわれ、以下のように規定されています。
「事業者が、事業として他の者から資産を譲り受け、もしくは借り受け、又は役務の提供を受けること(当該他の者が事業として当該資産を譲り渡し、若くは貸し付け、又は当該役務の提供をしたとした場合に課税資産の譲渡等に該当することとなるものをいう。)」

つまり業者は車を下取りするとこの課税仕入れに当たるため、消費税は発生するのです。
しかし、ほとんどの査定価格には消費税を含めた金額が示されるため
消費税が支払われていないように感じることが多いようです。
査定の内訳が詳しく示されていない場合などは、
業者に詳しい内訳を見せてもらう事で消費税が含まれているのかいないのかが分かります。
不明点をクリアにしてスムーズな下取りを進めていきましょう。
その先にはあなたの新しいカーライフが待っているはずです。