自分が乗っている車を下取りに出す時に、 この車にかかっているお金で戻るものがあれば戻したいですよね。
例えば「リサイクル預託金」とかはどうなっているのでしょうか。

リサイクル預託金とは一体何でしょう。
リサイクル預託金は、車を廃車するときの車の所有者が負担することになっています。
しかし、廃車する時に支払うのではなく、新車登録時・リサイクル預託が未預託の場合は 車検時に「前払い」が基本です。
つまり、廃車する前から前もってリサイクル料金を預けておく前払いになっているのです。
そして1台の車につき、1回のみ支払いをすればいいのです。

そうなるとあなたが乗っている車はすでにあなたがリサイクル預託金を支払い済みです。
でもあなたはその車を下取りに出すのですから、 その車が廃車することになる時にはあなたは所有者ではないのです。
そうなるとあなたが払っているリサイクル預託金は戻ってくるのではないか…
ということになります。

では実際の下取りの中ではどのようになっているのでしょうか。
下取りの際には下取りの査定が行われ、価格が提示されます。
その価格の中に、実はこのリサイクル預託金も含 まれているのがほとんどです。

つまり、車の下取り額に加えてリサイクル預託金の返還分も 上乗せされた金額が提示されているという事です。

ですから査定額とは別に現金で返還してもらえるのかと想像しがちですが 査定額に含まれていると考えてください。
次にあなたの車を買う人は車体か買うに加えてリサイクル預託金も上乗せされた額で あなたの車を購入することになるのですね。

考え方の相違でトラブルになりがちな「リサイクル預託金」ですが 事前にこのように把握しておくことでトラブルを避け気持ちの良い取引が出来るように 心がけると良いかもしれませんね。