車を持つと必ず支払わないといけないものがあります。
それが自動車税・自動車重量税・自賠責保険です。
今まで支払ってきたけれど、どいうものなのか知らずに払ってきた方も多いのではないでしょうか。

「自賠責保険」とは何でしょう。
車の保険には自賠責保険と任意保険の2つがあります。
自賠責保険とは、自動車を持つと必ず入らないといけない保険です。
それは、被害にあった方の救済を目的にしているからです。
被害にあったのに泣き寝入りで終わることを防ぐために「対人賠償」のみに限られています。
つまり、死傷した運転者・同乗者・歩行者に対して保証されます。
もしも事故であなたがけがをしたり、車が壊れても加害者側に保証はないのです。
だから自賠責保険のほかにも任意保険が必要になってくるのです。

次に、「自動車税」とは何でしょう。
自動車税は登録された車に対し、車の所有者に課される税金です。

そして、「自動車重量税」とは何でしょう。
自動車重量税は自動車の種類区分や重量に応じて課税される税金です。
ちなみに自動車の重量0.5トン毎に増額になります。

実はこれらの税金は全て前払いが基本になっています。
自賠責保険は34カ月分の前払いですし、自動車税は毎年4月に12カ月分を前払いです。
自動車重量税は車検の際に支払います。

もしも、あなたの車を下取りしてもらうときに前払いしていたこれらの税金は返してもらう事が出来るのでしょうか。月割りで計算しても戻ってきたら嬉しいですよね。

実は…
これらのお金は戻ってこないのです。
車の下取り査定額には、自賠責保険、税金類も全て車の付加価値として計算されているのです。

しかし例外があります。
それは下取りされた車が「廃車」になった場合です。
通常、車が廃車される場合、ナンバーを返還する際に申請や手続きを行うと残り分のお金が返還されます。
しかしこれは下取りしたお店によっても大きく異なるものなので
下取りの際にしっかりと確認しておくことをお勧めいたします。