事故歴がある車や10万キロ以上の総走行距離がある車などは。下取りに出そうとすると査定金額がゼロ円となることが少なくありません。そして、ゼロ円でもいいから引き取ってもらおうとしても、さらにお金を取られることが多いです。
廃車の手続きにはいろいろな手数料がかかりますし、解体費用も請求されます。車の年式によっては自動車リサイクル法で定められたリサイクル料金も徴収されます。
自動車税や重量税の税金は廃車にすると一部が還付されますが、これらの手数料を補うほどではありません。

ですので、廃車にしようと思っても、まずは買い取りしてもらえないか調べた方がよいでしょう。
例えば事故車であっても積極的に買い取りをしている業者もあります。不動車であっても装備品やパーツの価値を評価して買い取ってくれるところもあります。
10万キロ以上走った車であっても車が動く限りは需要はありますし、海外に販売ルートがある業者だとその需要はさらに大きくなります。

買い取り業者によって事故車を専門に扱うところや走行距離数が長い車も好んで扱う業者がありますので、一括査定サービスで複数の業者に査定してもらうとよいでしょう。
廃車にするとお金がかかりますが、もし売れればその代金を得ることができます。
仮にもし値段がつかなかったとしても、ほとんどの場合は査定だけならば無料で行なってもらえるはずです。