車を買い取り業者に持ち込んだり出張査定してもらった際に、今ならば高く買い取れます、などと言われることは珍しくないかもしれません。これはある意味では本当のことです。
買い取った中古車はその業者の販売ルートで売るのですが、その車種の需要が高ければ高く売れるわけなので買い取り価格も高くできます。
しかし車種による需要は刻々と変化しており、需要が少なくなると販売額も低くなり、そうすると買い取り額も低くせざるをえません。これが買い取り額が時期によって高くなったり低くなったりする原因です。
ですので逆に買い取り額に不満があったらば、待てるのであれば二週間くらいしてから再度査定を申し込んでみるとよいでしょう。相場が変化していれば買取査定額も変化します。
一方、出張査定に来た営業マンが、即決すれば査定額に○万円上乗せします、というようなことを言う場合も多いようです。しかし売ることを即決すべきではありません。買取査定額は複数の業者に見積りを出してもらうべきです。
業者によって車種による販売の得意不得意があるので、それによっても査定額は変わってきます。ですからできるだけ多くの業者に査定してもらって、買い取ってもらう業者は慎重に決めるべきです。