車を下取り、あるいは中古車買い取り業者に買い取ってもらう際の査定では、チェックされるポイントがいくつもあります。
まず、車体の状況の前にその車が法的に危ないものではないかどうかです。これには自動車検査証、保証書、自賠責保険証、リサイクル券などの書類が確認されます。さらに法定点検もありますので定期点検整備記録簿も確認されます。 長い付き合いのディーラーであればこれらのことは全て把握していますが、他のお店に引き取ってもらうような場合は、これらの書類は査定前に準備しておきましょう。
それから車体のチェックになります。まず外観から車体の変形やキズ、塗装の色具合、違法改造がないかどうかが見られます。そして室内を見て、シートや内張り、総走行距離を確認します。タバコやペットの臭いがあるとマイナス査定になりがちです。
エンジンをかけて装備品の動作もチェックされます。
この他、最近のエコカーでは積んでいないのですがスペアタイヤがあるかどうか、車載工具や説明書もあるかどうかも確認されます。
査定する人もプロなので、事故歴や修理歴があるとすぐにわかります。マイナス査定になるからといってそれらを申告せずに隠していてもすぐに分かられて、隠していたことがマイナス査定につながることがありますので注意しましょう。